2018.08.08
いやー、猛暑ですね。暑いとガス台の前に立って炒め物や煮物なんて作る気がしないですし、そうかといって麺類ばかりだと夏バテが心配です。そこで今回は、砂糖や塩などを合わせなくても1本で味が決まる、ミツカンの「カンタン黒酢」を使って和風ピクルスを作ってみました。
こんにちは。有難屋マガジンN川です。
私は毎年、夏に食欲が落ちると中華街で買ってきた鎮江香酢を小さじ1杯飲んでいたのですが、最近はそれをやると胃がチリチリするようになってきました。
(真似しないでください。胃に悪いらしいです)
そんなとき、友人作のピクルスを食べたところ、これがおいしい。
猛暑で食欲が落ちていても、もりもり食べられる。
聞けば、切った野菜を調味酢といっしょにジッパー付き保存袋に入れておくだけで作れるんだとか。
その酢、私も買う!とすぐにスーパーに向かいました。
友人が言っていた商品は、ミツカンの「カンタン酢」。
シリーズで「カンタン酢レモン」と「カンタン黒酢」もあったので、和野菜好きの私は「カンタン黒酢」を選びました。
100円ショップでジッパー付き保存袋も購入し、家に帰ってさっそく試作。
野菜を切って袋に入れ、酢で揉んで放置するだけで、灼熱のキッチンに立たずとも野菜たっぷりのおかずが一品できてしまいました・・・これは便利!
それからは「カンタン黒酢」に頼りっきりの毎日です。
いくつか作ってみて「これはリピートしよう」と思ったものをご紹介します。
一番おいしかったのはオクラとミョウガの組み合わせ。
豚肉のショウガ炒めの日の副菜にしたら、とにかくご飯が進みました。
写真ではレンコンが入っていますが、レンコンを入れる場合は、水にさらしたり薄めに切ったり、袋で合わせる前に少しチンしたりという下ごしらえをした方がいいかもしれません。
そのまま入れたらエグみが凄かった・・・そりゃそうですね。失敗。
次回は、オクラとミョウガのみで作ろうと思います。
 
なかなか良かったのが、長芋です。
とろろ汁にするほか、拍子木切りにしてよく長芋は食べていましたが、和風ピクルスにすると、さっぱりしてさらにおいしい。
ただ、汁がかなりトロトロネバネバするので、お弁当に入れる場合は注意してください。
子どもの頃、駄菓子屋で食べたピンク色の甘酢漬けを思い出すおいしさだったのが、かぶ。
しかも、かぶ本体と葉の部分で味と食感が異なるため、1種類の野菜で2種類のおいしさが味わえます。
これ、ちょっと七味かけてもおいしそう。
和風ピクルスというカテゴリーからは外れてしまうのですが、ゆで卵を漬けてみたら、さっぱりした煮卵風のちょうどいいおかずができました。
写真のものは一晩漬けただけのフレッシュなものですが、もう少し味がしみたらもっとおいしくなりそう。
お弁当にもぴったりです。
ゴーヤもさっぱりしておいしかったです。
そのままでも美味ですが、和風ピクルスにしたものを、ツナサラダなどのトッピングにしてもいいかも。
沖縄・那覇の農連市場で買ったしりしり(千切り)器を使って、人参しりしりの和風ピクルスを作ってみましたが、イマイチでした・・・というか、これはほぼ、紅白なますの大根がないバージョンです。
しりしりするなら、やっぱり、横着せずに油で炒めた方がおいしいですね。
和風ピクルスにするなら、拍子木切りなど人参の食感がもっと感じられる方が良さそう。
同じ食材でも、切り方や組み合わせによっておいしさが変わってくるのが奥深いなあ。
ちなみにこの「カンタン酢」シリーズ、甘酢照り焼きやちらし寿司にも活用できるらしいです。
ああ、健康づくりと手抜き家事の両方に効く調味料って有難い!
(有難屋マガジン・N川)
ありがたや〜